炭鉄港3-DAYS Weekenderとは、日本遺産〈本邦国策を北海道に観よ!~北の産業革命「炭鉄港」~〉において、各地に点在する《点の価値》を《面の魅力》へと昇華させる取り組みとして、2025年10月11日(土)、12日(日)、13日(月・祝)の3日間を、各地で同時に特別なことを実施する3日間として初開催いたします。

詳細情報は随時こちらで更新されますので、ご確認ください!
そして当NPOが主体となって実施する取り組みをご紹介いたします。
①北日本最大と言われた岩見沢大操車場跡地見学会

普段は立ち入りのできない岩見沢操車場跡地。
現在は広大な草地になっていますが、現地に立つとその広さは想像を絶する規模になります。
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〈画像出典:岩見沢駅80年史〉
今回はその中に櫓を建て、過去の画像等と見比べながら、また、現地で岩見沢SL保存会に所属する鉄道OBの方々のお話を聞けるなど、往年の岩見沢操車場のスケールの大きさを体感する企画です。
共催:岩見沢市/NPO法人炭鉱の記憶推進事業団
栄建設㈱様には、足場設置並びに各種実施に向けたバックアップを頂戴します。
心より感謝申し上げます。
②石蔵鉄道写真展《さよならSL50年コラボ》

「岩見沢駅80年史」や「岩見沢市所蔵」の画像等から、操車場が賑やかだったころの写真や岩見沢における鉄道の歴史的な写真を大小様々に展示します。また、さよならSL50年コラボとして、最後のSLに関連する写真や、関連する備品等も展示予定です。
写真のご提供者(後日紹介)の他に、岩見沢SL保存会/岩見沢赤電保存会/空知鉄道の協力の下で実施します。
③旧朝日炭鉱【朝日本坑・朝日駅舎】見学会

日本遺産構成文化財「朝日駅舎」がある万字線鉄道公園。
そこに隣接し「旧朝日炭鉱連絡坑道」があり、本年、そこを見学することができるよう、岩田地崎建設㈱様の地域貢献の一貫として岩見沢市の公園とあわせて環境整備がなされました。
この度の3-DAYSでは、土地所有者でもある岩田地崎建設㈱様の協力により、連絡坑道の更に奥に存在する「朝日本坑」の見学会を実施します。また、朝日町内会の協力により、朝日駅舎の内部開放も実施します。
ぜひこの貴重な機会をお見逃しなく!
④岩見沢駅周辺【炭鉄港」ショートガイドツアー
《そらちオータムフェスティバル連動企画》

10月13日(月・祝)は空知総合振興局主催の「そらちオータムフェスティバル」が開催されます。
その中には「炭鉄港PRブース」も設置され、賑やかになることと思います。
そこで、11時から1時間ピッチで14時までの間、岩見沢駅周辺【炭鉄港】ショートガイドツアーを実施します。
各回、NPOスタッフが交代で実施しますので、ぜひお楽しみください。(お一人様100円(小学生以下無料))
きっとあまり知らなかった、岩見沢周辺の炭鉄港の魅力を知ることができると思います。
ここからは夕張市石炭博物館の企画となります。
どちらも通常の入館料のみで参加いただけます。
⑤超レア!ドラムカッター実演運転!

2024年までは30分刻みで実施していたドラムカッター実演運転と解説ですが、いよいよ機材老朽化による懸念が募り、模擬坑道が再開した2025年春からは運転を停止しています。しかし、この再開を望む声も多く寄せられていることもあり、この3日間だけドラムカッターやロードヘッダー、ダブルチェーンコンベアなどの機械を特別に動かします。(11時~15時までの毎時00分よりスタート!)
世界でも珍しい、動態保存のドラムカッターの音と動きの迫力、そして元炭鉱マンや館長等による解説もお楽しみください。
*老朽化が著しいため、万が一故障の際は実施できませんことをご了承ください。
⑥模擬坑道 真っ暗体験!

模擬坑道という名はついていても、元来が石炭層の中を掘削した本物の坑道です。
よって普段は安全管理や展示の性質上、照明がついて見学しやすくなっています。
しかし、この3日間だけは、非常誘導灯以外の照明は極力消灯し、ヘルメットについたキャップライトだけで坑内を歩くスペシャルな真っ暗体験をご用意します。
10月からは博物館の営業時間が16時までとなりますので、それまでは通常の見学体制で営業し、この3日間だけは1時間営業時間を延長し、16時以降に当企画を実施します。
ぜひこの機会にとっておきの体験をしてくださいね!
他にも、13日(月・祝)に当NPOでYouTube配信も計画中です。
もう少し固まってきましたら番組表的なものも公開しますので、ぜひチェックしてみてください。
他、炭鉄港エリア各市町において、自分の地域だけでなはく、お互いに訪問の動機づけを担うことで炭鉄港の面としての価値を高めるべく「互恵性の実現」を目指しています。
今回はその主旨に賛同いただいた市町がそれぞれ企画を実行していただくこととなりました。
今年は第1回目ということもあり、各地様々に模索しながらの実施となりますが、ぜひ全体のスケジュールが発表されましたら、企画をチョイスしながら各地を巡る「炭鉄港三昧の3日間」にしていただければ幸いです。